📖日記のページ📖

3/15 春の予感(^^)/

朝の気温は7.5℃で、決して高くはありませんが、地面から温かさが伝わってくる「春の気配」を感じる朝です。サクラの蕾の緑も昨日より大きく膨らんでいます。桃の蕾は今にも「ポン!」とはじけそうなくらい膨らんでいます。雲一つない青空も、冬のそれと違って少し白みを帯びているようです。

これは桃の蕾です


本校には「二宮尊徳像」があります。

小学校にある「二宮尊徳像」の中でも、とても大きくて立派な像だと思います。当時は、貧しくて働きながらも勉学に勤しんだ二宮尊徳の生き方を、子供たちの模範とするために設置されました。象の土台の裏側に「紀元二千六百年記念 中島岩吉 昭和十五年二月十一日建設」の文字があります。「紀元二千六百年記念」とは、昭和15年(1940年)に神武天皇即位紀元(皇紀)2600年を祝った、国を挙げての大きな行事のことです。その年は、第2次世界大戦の始まった翌年、日本は日独伊三国同盟を結んだ年で、翌年には太平洋戦争に入っていきます。

何気なくたたずんでいる「二宮尊徳像」、80余年の時の変化を見つめてきた中、はたしてどのような思いで今を見ているのでしょうか…。

情報処理・パソコン「紀元二千六百年記念」の様子を伝える当時のNHKニュース(NHKアーカイブスへ)