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12/14 4時間目の授業

4時間目の一コマ。「ふれあいルーム」では、3年生が「書きぞめ」の練習を行っていました。「せかい」という字を一生懸命に書いています。太い筆と大きな用紙、それに墨の扱いにまだ慣れていないせいか、「どうしてそんな所に墨がつくのでしょう…?」という子もいるようですが、みんな真剣眼鏡に練習しています。学習ボランティアの保護者の方々、お忙しい中の御支援、本日もありがとうございます。

校庭では、3年生の別のクラスが体育「走の運動(リレー)」を行っていました。高学年の「陸上運動(リレー)」につながる学習であり、リレーならではの楽しさを味わわせ、基本的なバトンパスの技能を身に付けさせる必要があります。子供たちは、一生懸命に走ってバトンをつないでいました。

リレーの授業を見ていて、教員1年目の出来事を思い出しました。

3年生担任で、同じように体育「リレー」の授業をしていた時のこと。子供たちには「受け取る人は①走りながらもらうこと後ろを見ながら走らないこと…」等を確認して、授業を行っていました。

すると、ある次走者の女子児童が、バトンをもらう前のバトンゾーンで「後ろを全く見ないで、手だけ後ろにあげた直立不動の姿勢」でじっと待っていました衝撃・ガーン。前走者が迫ってくる中、私は「何!ボーっとしてんだ!そこでは後ろを見ていいんだぞ!」と大声お知らせを出しました。女子児童は、びっくりしてバトンをもらったのはいいものの、その後エンエン泣きながら泣く走っていました。

この子にしてみれば、先生が『後ろを見ないこと』って言ったことをしっかりと守っただけなのに、いきなり大声で怒鳴られてしまって悲しくなってしまったんですね…。もうその子も36歳になっているはずですが、忘れぬ出来事になっているかも知れません。